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2006.03.04

事実と小説3

 そろそろ,結論にしたいのですが,あくまで感想です。養老さんに言わせると,人生の複雑さは,だいたいテレビゲームのRPG程度なんだそうです。ヒトの頭のなかに入りきれる情報というのも,考えてみればかぎりがある。どんな冒険家や波瀾万丈の人生でも,それを綴れば,せいぜい数冊の本にしかならないと考えると,我々の脳の人生の感じ方そのものが,きわめて小説にちかいに違いない。小説か事実がではなく,極端に言えば,人生そのものがファンタジーなんじゃないでしょうか。それが,唯脳論からの結論でしょうかね,養老さん?
 という訳でもないが,なんでこんなことを書きたくなったのかというと,例の永田議員の偽メール問題で,いろんなブログを読んだりしていると,メールは偽であるにせよ,内容は事実に違いないという話からである。さらに議員さんの息子さんたちは,そういうお金で銀座で豪遊したり,ラスベガスで金をばらまいたりしているらしい(ほんとかどうか知らないが)。
 そういう人生って,例えば映画「ダイハード」で,凝った犯罪を仕組んだ泥棒犯人が大金を手に入れて,「これであとの人生は遊んで暮せる」って成功を喜び合っているシーンを思い浮かべるのだけれど,そういう人たちは,映画なんか見たときに,自分のことを悪人そのものだなと感じないのだろうか,と思ったからでした。おわり。

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