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2006.03.19

脳と倫理2

 子どもの頃から,犬は2回,猫も2回ペットとして付き合ったことがある(2匹目の猫は現在実家で腎不全の状態)。私の見解では,犬や猫のような動物にも,「倫理」がある,と思う。まあ,倫理というよりは「情」といった方が正しいのかもしれないが,やっちゃいけないことをして,反省するような態度とか,けっして一人では生きていけないことを理解してるようなそぶりが愛おしく思えるから,皆ペットと付き合うのだろう。情がうつる。
 人の場合,こういった「反応」(生物学的にはそう言うしかない)に実用やそれを正当化しようとする知性が絡むから,ややこしいことになるのではないか。西洋人はディベートなんていうこと知的なものとして好むようだが,私にはただの「はったり」にしか思えず,論理のかけらも感じない。ようするに喧嘩の合法化みたいなものではないか。
だから,実は知的な発達のおくれたダウン症の子どもが天使のように言われたり,サヴァン症候群(特殊才能)が感動的だったりするのは,倫理と知性の矛盾をしめしているのだと思う。また,「博士の愛した数式」(未読)とか「アルジャーノンに花束を」のような話に打たれるのも,無闇に頭が働くというのも考えものだということに気づかされるからではないか。
 というわけで,結論はとくにないのですが,漱石先生も養老さんも私も,下手な知性を振りかざして手前(てめえ)の欲求を満たそうと四の五の言ってるようなヤツをみると,はらがたってくることが不遜ながら共通しているように思います。

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