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2009.08.01

科学実験教室2(白い粉の秘密)

 前回は,実験教室に対して辛辣で否定的な見解を述べてしまったが,科学実験サポーター研修はなかなか面白い。先月は,科学工作教室の見学をさせてもらった。内容は「花火をつくろう」。子どもに大人気のアイテムで定員20人に対して応募受付開始から15分でうまってしまうそうだ。はじまる前から目をランランと輝かせて作り方を教わりにくる小学校低学年のすがたを見ると,世の中,捨てたものではないと感じる。私たちが中学時代に経験したように,黒色火薬の調合では乳鉢と乳棒をぶつけて火花が飛ぶと爆発する危険がともなう。講師の先生が子どもに安全のための約束を指導するやり方は,とても参考になった(イエローカードやレッドカードがでる)。マグネシウムの粉末をさらに細かくして加えると花火の光になるのと,硫黄が結構火薬の匂いに含まれていることを改めて学んだ。できあがった花火を科学館の屋上で試すときの着火係をさせてもらったが,おっかなびっくりだが達成感をかみしめているすがたを見るとカワイイし嬉しくなった。その後,残りの火薬をさらに花火にするときは,実験の燃え方を考えながら,持って帰ってすごいことを家でやるぞ,という意気込みがずんずん伝わってきた。
きっと,小学校低学年なので,今回使った白い粉,硝石(酸化剤)があれば火薬になることまでは気づかず,親に薬品を買ってくれとまではせがまないかもしれないが,中学ぐらいになって思い出すと自分でやるかもしれない。このような秘密を20人しか味わえないのはやはりもったいない。はっきり言って,高校化学の酸化還元のところで,実験してもいい。おそらくこれを教科書に載せると,テロや過激派が増えることにつながると文科省は考えるであろうが。

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