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2013.06.10

深谷断層見学会

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6月9日,日本活断層学会が主催する深谷断層見学会に参加した。関東地方や首都圏の活断層として立川断層などと並んで直下型地震の震源断層として注目されている深谷断層。平野の地下に伏在しているので,断層の露頭や地形の変位が見られるかと思いつつ,深谷まで湘南新宿ラインで,遠いのでグリーン車に乗ってしまった。
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日本の活断層百景見学シリーズの7回目ということで,まず深谷駅南口すぐのところにある瀧宮神社がポイント①,社殿にのぼるこの段差が,断層のずれによる撓曲崖だそうである。解説は産総研の水野さん。
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続いて中山道のバイパス沿いの道の駅岡部の近くにある,活断層の風景100選にも選ばれているという地点②からやはり深谷断層の撓曲崖をのぞむ。

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深谷断層のバックスラストと考えられている平井断層の断層崖。
ただし,関東平野の基盤構造について調べている産総研の高橋さんの解釈では,こちらが主断層で,深谷断層がバックスラストという解釈もある。
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断層露頭は見ることができなかったが,櫛挽断層のトレンチの現場では,資料の写真やボーリングデータを確認しながら議論がおこなわれた。最も新しい活動時期はおよそ6000年前と推定され,過去27000年間に3回,約1mずつ変位している。このすぐ南側の関東山地が基盤であり,中央構造線の東日本への延長と考えると,これらが中央構造線という日本を貫く大断層による地震活動と思えなくもない。そう思うととても感動的でした。
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高橋雅紀氏のHPから

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