« カメラの問題① | Main | 冬の星見② »

2014.12.29

冬の星見①

 デジカメで色々試しているうちに,自分が何も知らないことに気づきはじめた。フィルムで撮る銀塩カメラに対して,デジタルはCCDとかCMOSと呼ばれるイメージセンサーが要である。光を感じる素子(いわゆる画素)がずらーっと並んでいるものだぐらいな知識でいたが,これらをコンピューターで処理するための情報のまとめ方,つまりファイル形式の違いなどにも相応の知識がないと天体写真として仕上げられない。具体的にはRAWという形式のファイルで撮って,コンピューターで現像(げんぞう)を行うという作業がとても重要であることにようやく気付いたのである。この並び(ベイヤー配列という)を,赤-緑-青(RGB)にどう並べてあるかも大問題で,これを一種ランダムにすることでFujiフィルムが成功したことなども知った。また,昔のカメラレンズで天体写真と言えば,ピントは∞(無限大)に合わせるのが常識だったが,ズームレンズが一般化した現在では,オーバーインフといって無限大より手前で星などにピントが合うように出来ているため,ピント合わせも大切であるとか,失敗を重ねてよーやく今ごろ分かりはじめたということである。
 秋の星見(八ヶ岳遠征)では,その失敗を認識し(何事もやってみないと分からない),家のベランダや近くの河川敷で試行をはじめた。それで,怪我の功名というか,家からでも結構星が写せる(光害でまったくダメというのがフィルム時代および,感度の高いデジカメの常識だった)と言うことにこれまたあらためて気づいた。なんと,光害カットフィルターを使えば,家からでも直焦点でけっこう写るのである。まず,近所で撮ったものから見てください。
A_edited1r
二子玉川付近多摩川河川敷から昇る冬の星座
EOSkissX5,siguma8-16mmズーム,8mmF4.5,7秒180枚を比較明合成。
M423tr
自宅ベランダからオリオン大星雲(M42)
PENTAX75EDHF直焦点,LPR-Nフィルター,X5,ISO160012秒×30枚合成。

|

« カメラの問題① | Main | 冬の星見② »

宇宙天文」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/18559/60886242

Listed below are links to weblogs that reference 冬の星見①:

« カメラの問題① | Main | 冬の星見② »