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2015.09.13

戦争のことなど

 この夏の旅行は,7月に和歌山(南紀熊野ジオパーク),8月に会津(ペルセウス座流星群の観測)に出かけた。和歌山は行ったことのない場所で,ジオパークに加え,熊野三山大社と高野山を訪ねた。行程を考えるうちに紀伊半島を縦断する奈良から新宮まで,路線バスがあることを知った。その道を十津川街道といい,そういえばと司馬遼太郎の「街道をゆく」にあった気がしたので(取り寄せて)読んでみた。面白い。話は幕末の坂本龍馬からはじまり,神武東征の時代から戊辰戦争まで行き来する。それで,ぜひ十津川街道を路線バスでと計画したのだが,台風11号の大雨でその十津川街道(国道168号線)が崖崩れで通行止めになってしまう旅となった。
 8月には,毎夏のことだがペルセ群の観測に南会津(空の暗さは随一)のペンションでの合宿に向かった。今年はエルニーニョが発生していてその影響が出てきた頃だったので,ほとんど晴れがなく星見としては不成功に終わった。しかし,2泊のなか日に会津若松の戊辰戦争の跡などを訪ね,帰郷のコースを新潟方面に出ることにして,長岡藩家老河井継之助の終焉の地を訪れた。これも司馬さんの「峠」という小説で有名な幕末維新の史跡である。
 そして,8月公開になった映画,半藤一利原作の「日本の一番長い日」を見に行った。さらに,安倍政権の安全保障法制の問題で雑誌を読んだりして,半藤さんの「賊軍の昭和史」にたどり着いてしまったのである。
 これらが,どうつながるのか説明するのはちょっと面倒なのだが,とにかく歴史を振り返れば,なんども人類は,はじめなくてもいい戦争を勢いではじめてしまい,大失敗に終わるのである。失敗を認めたくないのが為政者で,表面的には大成功!みたいなプロパガンダをしては,くり返し庶民(大衆)ものせられて結局アホなことになっているとしか言いようがない。戦争を終わらせたり,開戦をおもいとどませることが如何に大変か,ということを大いに感じた夏でした。
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福島県只見町の「河井継之助記念館」ガトリング砲

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会津若松旧滝沢本陣の戊辰戦争の弾痕

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