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2016.03.27

映画「アーロと少年」

Maxresdefault

 「オデッセイ」を見る前に,このディズニー(ピクサー)アニメ映画も見たので感想をと思ったが,なにを書こうか,と考えがまとまらなかった。大の大人が見ようと思ったのは,FBなどで予告編を見させられて,~もしも6500万年前に地球に隕石が衝突しなかったら,恐竜はどうなっていたであろうか。という設定が興味深かったからである。たしかに,もし隕石衝突による中生代末の大量絶滅がなかったら,われわれ人類やほ乳類の進化はしばらくお預けになったかもしれない。では,その「もし」でどんな世界が画かれていたかというと,科学的な考証はほとんどなく,まあ恐竜の子どもと進化の遅れた人間のこどもの友情物語で,ちっとも面白く(気持ちはなごむが)なかった。人間が狼みたいに遠吠えしたり,恐竜(ティラノサウルスも)が,農耕牧畜をしている,ってあり得ないでしょ(林修風)。バックに使われる自然の風景はきれいだったくらいで,大人にはほとんどお勧めできない(大人向けの,とか宣伝しているが)映画です。
 そして,なにが間違っているかと考えてみた。
 まず,恐竜のような巨大化した生物は,地球生物の進化のうえで最終的には絶滅するはずだと言うことである。隕石に衝突と,その後の寒冷化によって絶滅したと考えられていて,多くの動物にとって,寒冷,低酸素の2つが他にも大量絶滅に結びついていることが明らかになっている。われわれほ乳類でも新生代の前半には巨大化していたが,ほんの数100万年前からの寒冷化とともに小型ですばしこいヤツが優勢になる。そう,そのなかで,人類こそ幾多の環境危機を乗り越えて進化した生物なのである。もしも,恐竜が絶滅していなかったとしても,地球の寒冷化はいつかはおとずれ,恐竜に変わってほ乳類が優勢になり,脳が発達した生物が現れることは必然であったように思われる。我々は自らの手で,地球環境を破壊し,絶滅を招かないかを考えるべきである。


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