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2016.08.15

南会津の空

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 毎年、所属する天文グループの夏合宿、ということで南会津の楓林舎というペンションに通っている。星見や野鳥観察、冬のスノートレッキングなどで訪れる宿として知られている。今年は、8月11~13日のペルセウス座流星群の観測に合わせて我々が貸し切りで泊まった。
 以前は、八ヶ岳の山麓に観測所を持っていたので,夏もそこに集まったのだが、10年ほど前に運営上の問題から撤去して以来、風林舎を利用させていただいているという常連(オーナーは大学時代からの知り合い)である。

 昨年は、エルニーニョの影響でほとんど晴れなかったが、今年は数日前のGPV気象予報で十分晴れそうで期待していた。11日は、昼から快晴で宿につくと「晴れすぎて夜曇るかもね。」とオーナーに脅かされたが、12時すぎまで晴れていた。本番の12日も、GPVは確実に一晩中晴れの予報なので、ぺルセの大出現を見られるものと確信していた。

 案の定、夕方から空は晴れ渡っていた。ところが、月の影響がなくなった12時過ぎから、もやった空になり星が見えなくなってしまった。人間というのは、自分の信じていたことが、それに反した状況になっても、それを認めることができない、ということを身をもって知ったのだが、すぐにまた晴れるはずだと思って何もせずにいた。それが夜半ずっーと続き、結局ペルセウス座流星群の大出現を見れずに終わってしまったのである。仲間のうち約2名が2時過ぎに車を出して、ひと山超えたところまで行ったところ快晴で、流星を1時間に30個ほど見たという情報を知ったのは、朝になってからのことであった。

 どうも、この楓林舎のある場所の地形が凹地になっていて、良く晴れると放射冷却によってここだけ霧が滞留するようなのだ。それにしても、晴れるか晴れないか微妙な天気だったら、もっと早くに移動していただろう。そう思うと、信じることの危うさというか、状況に応じた行動をとることがいかに難しく、かつ重要かという場面に、遭遇したことを、反省として悔やみつつ、ひと夏のつらい思い出になるだろうと、かみしめている今日この頃。

 冒頭の写真は、2日目に撮った写真で、南会津はまだまだ清流というか、空も随一の暗さを誇る場所ですというつもり。

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