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2020.04.03

昨今の情報処理

コロナウィルスの感染拡大が懸念される。たぶん大丈夫ではないと思いつつ,日々過ごしている。それでいろいろ考える中,今ではほとんど情報はインターネットで得られるのだなぁ,という感慨をもった。

家には,たぶん2000冊以上の本がある。今まで買い集めた主な理由は,学校で教えるためだ。理科や地学関連がほとんどで小説や読み物的なもの(今まで結構処分した)だけなら,普通の家と同じだろうが,ざっと本棚にして7つあるのは多い部類だと思う。買って読んでいないもの「積ん読」が半分以上だろうか。これは教育関係者ならいたしかたのないことだと思っている。いつかその本の知識が必要になるかもしれないと考えると,手元に持っておきたいと考え,買ってしまう。そう言うと,本来際限なく買わなければならなくなる(おそらく基礎科目の大学教授などそうなる)訳だが,何とか最小限にしてきたと言う感じだろうか。インターネット(Amazon) がないころは,専門書や関連する新書など23ヶ月に一回くらいは,大きな書店で数万円ぐらい買っていたのが,Amazonでついついポチってしまうようになり,かれこれ30年の間にこれだけ増えたことになる。

ただ,去年くらいから考えを変えて,数年後には定年で,教えることもなくなるはず,そして,年金生活に向けて家計をできるだけ切り詰めようと思い始めた。今までの「積ん読」だった本を,定年後の暇つぶしにすれば十分だとも思う。買いたい衝動をおさえ,内容的なことはネット検索でも(表面的な知識だと思うが)事足りるようにすることにした。また,えっ,こんな本があったのだ,と思っても公共図書館や勤め先の図書館で(これもネット)で調べると,手にすることはできるものだと思うようになった。ここ1年は,それでかなり節約ができた気がしている。

昔,岩波新書に梅棹定夫という人の書いた「知的生産の技術」というのが概念としてあった。狭い意味では研究者が論文を書くためのノウハウのことだが,文書校正のやり方とか,情報整理術とかそれらはパソコンソフトとインターネットですごい速さで変わってきた。大学の卒業論文は手書きだったのだのに,今はコピペ有無の判定ソフトがあるそうだ。文献も図書館でコピーとか,マイクロフィルムで閲覧とかせずに,電子化が進んで,学会誌も入会する必要もなく読める。様々な地理情報や行政データにもアクセスできるようになって,いろんなソフトを駆使すると,本当にいろんなことが,素人でもできてしまう。ソフトも10年前に比べるとフリー,というかオープンソースになってきて誰もが自由に学べる(チユートリアルもネット上)環境になっている。少し前は,専門的なソフトで,使える人も限られていた(価格も相応で数十万円とか)ものと同等のものが,世界中の技術者によってオープンソースで可能になっている。

わが趣味である天体写真も全く同じで,コストがほとんどかからなくなった。このコロナの影響でオフィース仕事はテレワークになっているのもそうした時代だからだ。学校によっては,4月から授業を動画配信するなんていうことも現れそうだ。

つまり,家にいてすむことが大半になっているから,このたびの感染症も,昔とは違った対応で処すことが可能だと言えないだろうか。とおもったが,やはり子供は外で遊びたいだろうし,子供同士で濃厚接触しないと成長しないという問題がある。いずれにしても,今回の世界的な災厄を経た後は,いろいろな常識が書き換えられる気がする。それにしても,わが国の対応(布マスク2枚とか)には,連日がっかりさせられることが多い。

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