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2023.01.06

アバター・ウェイ・オブ・ウォーターを見てきた(ネタばれあり)。

Dsc_0630
最初のアバター(2009年公開)を見た時もずいぶん感動ものだったが,もう十年以上前になるのか。始まったら,初作の最後の方の結末の続編になっていることに気づき,あれ誰が誰のアバター?で,そこから家族が生まれてきた(地球人とナビィのハイブリットなのか)という設定にすこし戸惑った。広告にあるとおり,IMAX3Dで圧倒的な映像体験であるし,海中の生物や波しぶきなどまでCGでここまでリアルに出来ることに素直に感激した。今回はパンドラの海が舞台になるが,その生態系をまたしても破壊するスカイピープル(人間)の悪行として,明らかに日本で盛んにおこなわれた捕鯨の残虐性を表現してくれる(皮肉)。こいつらを全部やっつけてくれるシーンでの拍手喝采気分は,インディアンの生き方に共鳴して白人をやっつけるダンス・ウィズ・ウィルブスの同じ場面を思い出した。ジェームズ・キャメロン監督は宮崎駿作品とりわけ「もののけ姫」へのオマージュであると言っている(Wikpedia)そうで,自然破壊や多神教の世界観がテーマになっている。日本の縄文文化が稲作社会に置き換わっていくのも似たようなものだなと思った。一方,家族ドラマとしても見ることができて息子たちの成長譚や女性の神秘性とかに物語性が盛り込まれていて,全体として,映画を見終わると大きなカタルシスを感じる作品だと思った。あと2回続編が予定されているようで,完結すると21世紀を代表する映像表現として(東洋的な世界観の拡大の意味もあるような)歴史に残るものになるだろう。それから,パンドラでは月一ぐらいに皆既日食が起こるようで,地球でいえば,月の公転面が黄道面とほぼ一致しているってことになる,というのも天文趣味的に面白かったです。まあ,大勢見に行く映画だと思いますが,お勧めしときます。






 

 

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