理科実験

2012.03.10

手羽先の骨格標本実習

 「えー毎度おなじみ流浪の番組…」というタモリのナレーションではじまるタモリ倶楽部(テレビ朝日金曜深夜)の企画は,いつもくだらないなどと侮ってはいけない。興味関心の方向性をパクッたようなNHKの「ブラタモリ」は,今やドル箱的(公共機関だからもうけは関係ないが)ヒット番組ではないか。
 そのブラタモリじゃないタモリ倶楽部で一昨年前に録画しておいた「手羽先を食べて骨格標本を作ろう」を授業で(教育上不適切な部分はカットして),見せ実際にやってみた。
 1時間目:煮て食べ,調理実習のようにスープもネギやわかめをいれていただく。水酸化ナトリウム水よう液につける。Img_0640_r


2時間目:歯ブラシやナイフで,軟骨や骨以外をクリーニングし,過酸化水素水で漂白し乾燥する。3時間目:ホットボンドで組み立て,台に固定して完成。Img_0632_r


 以前にやったときは,漂白の過程なしとホットボンドで接着せず観察したのに比べ,格段に達成感があり,実験助手も生徒も皆かなりはまっていました。科博から借りた,骨格標本と比較し自然の造形の妙を体感した一週間でした。Img_0647_r_2

 

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2011.09.11

月の満ち欠けを理解する

仲秋の名月をひかえた,9月10日(土)に川崎市青少年の家でわくわく!科学実験教室「月の科学」をおこないました。
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テキストに,仮説実験授業研究会の「月と太陽と地球」の授業書を使いました。宇宙では太陽の光で照らされていない部分が真っ暗になっている,というのがポイントなのですが,それが分かったとしても地球と太陽と月の位置関係,夜と昼,方角などを意識するのがやはり大変なのだと思いました。後半は,秋葉原で安く購入した色消しレンズでガリレオ式,ケプラー式切り替え可能の10倍の望遠鏡をつくりました。
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東京国際科学フェスティバルの初っぱなのイベントだったため,フジテレビの取材があり,夕方のFNNスーパーニュースで放送されました。

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2011.08.30

放射線を霧箱で見る

戸田式霧箱を開発されたことで有名な戸田一郎先生じきじきの実験教室「放射線を見る」@川崎多摩市民館に参加した。
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霧箱のしくみは簡単で,材料は容器とドライアイスとエタノールと懐中電灯で装置としては安いものである。教科書にも必ず載っていて,ただし普通の説明通りやってみると,なかなかうまく放射線を見ることができない。やっと見えてもこんなものかと思ってしまう。しかし,戸田先生の実験教室は,どうやったらうまく見えるようにできるかのノウハウのかたまりで,なおかつこれらの実験が素粒子物理学の黎明期にどんな意義をもって行われ何が分かったのかといった物語を交えて学べる貴重な体験空間だ。今までよく分からなかった素朴な質問に的確に答えていただいて,目から鱗だらけの時間だった。

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