地形・地図

2016.12.25

高尾山のダイヤモンド富士と相模湖イルミリオン

 ダイヤモンド富士は,一般的には首都圏から見て富士山に沈む日の入り(太陽)のことで,地点ごとに同じ日にみられる。高尾山は、その北限にあるため,太陽の移動が少ない時期となり,冬至の前後一週間ぐらい見られる。天文現象とも言えるので晴れることが前提で,その意味時期的にも見やすポイントといえる。一昨日(23日祝日)良さそうなので行ってきた。すごい人だったが,帰りのケーブルカーも連続運行していて,それほど大変でもなかった。ついでに,と足を伸ばしたイルミリオンの方は,予想以上の渋滞に巻き込まれて,へとへとに疲れてしまった。
 
 ケーブルの終点の近くの展望台は,夏などビヤガーデンもあったり夜景スポットだが,冬晴れで遠く筑波山なども見えた。珍しい雲取山の姿(平地からだと奥多摩の奥にあって見えない)も写真に撮ることができた。

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 頂上の混雑具合。警察もパトロールに来ていた(パトカーで山頂に来れるのはずるいなと)。

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こういうイルミネーションはこの時期定番になってきたが,まあ綺麗と言うだけで,人工的でドウってことないし,電気が無駄みたいに思ってしまいます……ね。

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2016.05.04

3Dプリンターで立体地形模型

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     3Dプリンターによる,富士山周辺の地形模型

 国土地理院のWebサイトから,任意の地域の地形標高データを3Dプリンターのフォーマットでダウンロードできるようになった。
 3Dプリンターは10万円以下のものも出回っているが,壊れたり調子が悪くなったりするらしい。高いのは40万円以上で買うつもりはない。出力してくれるサービスを見つけて試しに頼んでみた。料金は,びっくりするほど高い。
 写真で細部が分かるか,結構精密ではあるが,大きさが15cm四方と小さく,なんというか視覚障害者には良いかもしれないが,地形を理解するには実用的ではないということが分かった。
 地形模型で等高線の意味を知ってもらう実験教室もやっているので,3Dプリンターの出現によって無意味になるかと思ったが,まだまだ価値を失うことはないと思う。何しろ値段が150倍も違うのだから。
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     弁当パックのフタによる立体地形模型(富士山)


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2015.11.23

カシミール3Dスーパー地形セット

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 地理情報,とりわけ地形をフリーソフトで示せる「カシミール」に新しい機能(プラグイン)が加わった。うちの近くがこの画像である。トンネルで付け替えられた,平瀬川が以前は頻繁に溝ノ口に洪水を起こした理由が,旧河道(二ヶ領用水沿い)の様子が見えて分かる。いろんな場所を見たいが,どこから見ていいのか迷ってしまうほど。
 作成者のDAN杉本という方は,前からすごいと思っているが,今回このセットという言い方に,食堂のメニューをもじっている感じがして,なんともにくいですな。
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 一昨日のブラタモリでやっていた,碓氷峠越えの緩傾斜もよく分かりますね。


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2015.10.08

発見工房クリエイトおもしろ科学実験教室

9月27日に川崎市麻生区はるひの地域交流センターにおいて,NPO法人発見工房クリエイト主催のおもしろ科学実験教室の講師をおおせつかり「大地の凹凸を知ろう」を行いました。発見工房さんの詳細な記録を紹介させていただきます。→Youtube動画
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2014.01.05

杉山神社の分布

横浜市の北部に住んでいる人は杉山神社という名の神社が家の近くにあると思っているのではないだろうか。これが,1つではなく,いくつもあるとご存じであろうか。わたしも,その程度の知識しか無かった。ところが,同じ名前の神社がいくつも(一説に70あまり),なぜか全国でもこの鶴見川の流域にだけ存在していると言うことを,不覚にも私の恩師である野上先生(都立大学名誉教授)の年賀状で知った。
何度か紹介したことのある「流域思考」の岸先生が昨年11月に,ちくまプリマ-新書で「流域地図の作り方」という新刊を出されたが,まさにこれは「流域思考」の原点である。あんまり,驚いたので,とりあえずその不思議な,横浜鶴見川流域にのみ存在する杉山神社の場所をインターネットで調べ,45ヶ所の住所をMANDARAというソフトで分布図にしてみた。
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国土数値情報とCSISアドレスマッチングを利用,オレンジ色の○が杉山神社,赤いラインが鶴見川水系,画面をクリックすると拡大します。
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水系と杉山神社を水色で表示,帷子川,大岡川流域にも一部分布している。


この不思議な分布の理由について,すでに多くの研究があるようだが,いまだに諸説にすぎないようである。しかし,岸先生の言われる「流域」が現代人より古代の人々にとってまさに自然の土地認識であったことを示す例として,これが流域思考の元祖であることも含め,年の初めの大いなる発見でござりまする。
昨年の暮れには,タモリ倶楽部によく出てくる地形マニア本の出版社「之潮(コレジオ)」から,松田磐余先生(恩師)の「対話で学ぶ江戸東京・横浜の地形」という新刊書がでたことも含め,地形の話には今年も目が離せない。

リンク:野上先生のHP

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2012.08.11

溝ノ口の地形模型づくり

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地域の土地自然に根ざした生き方を都会でも標榜すべきである。という岸由二さんの「流域思考」を高津区のフォーラム(タカツガク)で学んだときにヒントを得た。川崎市高津区溝口が古来,水の出口,ミゾのくちと呼ばれ,洪水対策として平瀬川のトンネル付け替え工事をしているということ。Cimg2926_r


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このような地形的特徴を知るのにもってこいな,安くて簡単にできる地形模型の製作教室を昨年に引き続き,夏休みの小学生向けにノクティ11Fの市民館実習室(今年は高津区文化協会主催)で行った。


子どもたちにいろいろ高津区の土地や地理について質問してみたら,学校で学んでいるらしく,二ヶ領用水や円筒分水など郷土のことをよく知っていた。この模型を夏休みの自由研究で自慢げに出してもらえたらうれしいと思っている。Cimg4014_r
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