天体写真

2017.01.26

マルカリアンチェーン


Markarinik_edited3_2
 1月の新月期,一昨日房総半島まで遠征して撮影した一枚。おとめ座銀河団の一部,通称マルカリアンチェーンとよばれる鎖のような銀河の集まりである。

 構図が失敗であるが,露出時間や枚数は今までで一番のできばえ(個人的に)で,まあご勘弁を。数千万光年先の宇宙の姿をこのようにアマチュアが写真に撮れるというのは感動的だと思う。M87はウルトラマンの故郷(M78は台本の誤植だった)で,巨大な楕円銀河。中心にブラックホールがあり,電波源でとしても有名。メシエ天体の密度ではたぶん一番の場所であると思う。

 

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2017.01.04

冬のダイアモンド

Diamond2nik
 冬の天の川は夏に比べると淡いけれども,画像処理で際立たせるとこのような具合になる。ベテルギウス,プロキオン,シリウスという大三角形に加え,カストル,カペラ,アルデバラン,リゲルという一等星を加えてできる六角形は冬のダイヤモンドと呼ばれている。明るい星を目立たせるために,ソフトフィルター(別名にじみフィルター)をつけて撮影している。肉眼でこのように見えるわけではないが,天体写真という作品として鑑賞するというというか。
 右上の隅に青く集まっている星がスバル,画面ほぼ中央に赤いシミのようなのが,バラ星雲。

 ソフトフィルターをかけずに撮ったのが,次の写真。色がむらになっているのは光害によるカブリを補正しようとしたが上手くいかなかったため。
Daimondnik_edited1


| | Comments (0) | TrackBack (0)

2017.01.03

いっかくじゅう座の星雲

2243nik_edited1se
 バラ星雲,その名の通りバラの花のように見える。標準レンズなど星野写真で撮っても結構目立つのだが,直焦点撮影すると結構淡くて露出時間が必要になる。先月の初めも失敗して今回も納得できるほどではない(星が動いている=ガイドが不調)

Christmasnik_edited1
 クリスマス星団とコーン星雲,初めて撮ったけれど,こちらも相当露出が必要なようで,無理矢理画像処理したのでアラが目立つ。またチャレンジしたい。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

昨年最後の星撮り

Photo
 暮れも押し迫って,ようやく冬らしい晴天続きの空模様になった。去年最後の遠征に出かけた。場所は北杜市の塩川ダム。
 
 結局数えてみると,1月の房総からはじまって5月白州,8月南会津,9月嬬恋,10月戦場ヶ原,12月富士見と今回で計7回。あと6月と10月には完全に雨の星見会があったから出かけたのは9回。われながらそんなにトライ(遊んで)してるのかと思うが,満足のいく写真はなかなか撮れずじまいである。おそらく昔のフィルム時代だったら,この10分の1の枚数すら撮れないから,ほとんど進歩が期待できないだろう。それで,たぶん天体写真は上手く撮れないものと思って,撤退するのではないだろうか(現にそういう時期を経験しました)。

 今回も,さらに経験を深めるべく,電子極軸あわせを導入したり,オートガイダーのカメラを新調したりして,上手くいった部分もあるが,のこりはまた次回に持ち越しするような状態である。いつも,歩留まり50%かそこらなので,また出かけたくなるのかも知れない。というわけで今年こそは,天気の良い日が多くなることを願っている。

 
Img_88201200
 よく一緒に行く友人に撮ってもらった一枚。それにしても,寒そうにしているみすぼらしいオヤジの後ろ姿だな。


8182nik_edited2

 今回やっと,上手く撮れた方の銀河(M81,82)の写真

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2016.11.28

今年もそろそろ

 今週から12月に入る。11月に東京で雪が降った。寒い冬になりそうだ。8月の台風(東北に被害)以来,星見の天気を気にしてきたが,冬型が強まって晴れるのは良いが,寒いのもこれまた考えもので,バッテリーの電圧やヒーターの対策,風が強いと器材が揺れたりして条件は厳しくなる。次の週末に出撃しようと思っているが,風が弱まってくれることを祈っている。
 
 一年を振り返って見ると,1月の遠征では気温が低いと,実際バッテリーが夜半前に電源喪失することや,夜露対策に万全を期す必要性など経験し,8月と10月になんとかオートガイドが上手くできるレベルに達した。そして,画像処理のソフトがフリーで使えるようになったり,巷の環境も進化している。常識的な金額投資でそろえた器材のスペックを考えると結構上出来だったのではないかと思っている。最近処理した馬頭星雲と,M42オリオン大星雲をアップしておく。

Img_2109


M42cor


| | Comments (0) | TrackBack (0)

2016.10.30

日光戦場ヶ原へ

 ようやく,天体写真にむいた晴天になる日が増えてきた(それでも移動性高気圧の通り道が北寄りになっている気がする)。これがまた,その晴天と月に一度の新月期と土日が重なる確率はそう多くない。

 もう平日でも仕方ない,朝方帰って仮眠して仕事くらい辞さない。となって,房総半島へ行ったのが今週の月曜日。しかし,靄がかかったような空で,思うような成果は得られなかった。

 気象予報(GPV)とにらめっこしていたら,たまたま仕事が休める木~金曜にに北関東が晴れの予報。これを逃したら10月は後がない気がして,日光戦場ヶ原(紅葉の真っ盛りでした)に夜な夜な行ってきた。
 空気の乾燥度などで星の見えかたがずいぶん違うのを久しぶりに実感した。
Nantaire

   男体山から昇る冬の星座


Cyg_edited1

はくちょう座の銀河


Cepre
ケフェウス座付近の銀河

 今や宇宙の姿はハッブル宇宙望遠鏡にしろ,画像処理に時間をかける時代で,素人(アマチュア)でもそれを楽しめるようになっているのであります。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2016.10.16

天の川銀河

Gingare_edited1
 8月の終わりに遠征したときの写真。画像処理をいじくり回して,ようやくこんなのなら見栄えがあるかと思われる仕上げになったので載せてみた。見栄えというのは,自分の主観的なレベルでという意味で,世の中のベストというわけではない。天体写真は,世界中どこで撮影してもいわば同じ風景なわけで,比較してもらえば良い。それで,自分的にはまあまあな写真なのだ。上には上がいるから,今はこれがとりあえず自己ベストという意味。
 
 それにしても写真はデジタルになり,今世紀からパソコンで絵画のように作れるというのを,実感しつつある。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2016.09.07

いて座の散光星雲M8とM20

M820
 先日の遠征で撮った写真。いて座は夏の天の川のもっとも星の密集した場所で,天文ファンの間では,代表的な天体だ(下がM8で上のすこし青い部分もあるのがM20別名干潟星雲)。M○○というのはメシエという名の頭文字で,1から110まである,もやっとした天体(星雲星団)のカタログナンバーである。冬のオリオン座のM42 と並んで,明るい天体だか,南の空の低空にあり,天候が安定しない夏,撮れるチャンスが少ない。なのでこれが撮れて自分としてはまずまず満足している。
 この調子で,デジタル時代の天体撮影をさらに楽しんでいきたいと思っている。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2016.09.02

台風一過

 8月31日,大型の台風10号の被害もさめやらぬのに,趣味にうつつをぬかす,平日に遊ぶ,という後ろめたさがあったが,夏の新月期の快晴を逃したくない一心で,遠征(天体写真撮影)に出かけてきた。

 それにしても,台風が東北地方に上陸したのは観測はじまって以来とか,数年前から北海道で大雨が頻発しているなど,温暖化によると思われる気候変動が顕著になってきた。何度も言っている気がするが,災害は忘れた頃にしかやってこない,想定外が被害を大きくすることに注意したい。

 さて,何度も失敗を重ねて上達することはそれなりにうれしいことで,まだまだ十分とは言えないが,今回の写真(定番のアンドロメダ銀河とプレアデス星団)をアップしておく。
M31ppsre

M45nr

 台風一過とは言え,1日後なので安定しないかもと,GPS気象予報とにらめっこして,行ったこともない群馬県西部の嬬恋村に出かけた。一面に広がる有名なレタスやキャベツ畑の農道に望遠鏡をセット。なにしろ広いので,おとがめを受けることもないだろうと思っていたら,なんと夜中の2時過ぎには,トラクターが唸りだし,収穫作業がはじまったのには驚いた。

 こんな時間に遊んでるのは,すでに働いている人たちもいるというのに… ますます,自分が不謹慎だと思わされました。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2016.02.04

月と4惑星

Planet0204edr
 明け方の東の空に惑星と月が見られる時期が続いている。今朝も三日月と土星が接近していたが,雲がかかって写真にはならなかった。一昨日は4時くらいに目が覚めたらよく晴れていたので,ごそごそ(防寒など)して多摩川の河川敷まで行って写真を撮った。晴れ間の予報としてGPV気象予報というものを利用しているが,今年のような不安定な天候は当てにならない面がある。
 文字を英語で入れるとそれらしい星景写真に仕上がった。明日の朝も晴れそうだが,どうするか思案中。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

より以前の記事一覧