経済・政治・国際

2016.09.17

養老教

Cimg1073
 9月17日、地球永住計画主催、ルネ小平(小平市市民会館)で行われた養老孟司の講演会に参加してきた。以前にも養老さんのライブ講演に参加したし、ずっと前から言ってみれば、養老教徒であることを告白しているように、著作のほとんどは読んでいる。今回わざわざ小平まで出かけたのは、どうも胸騒ぎがする世の中の趨勢について、ライブで養老さんのはなしを聞きたくなったのである。
 
 養老教徒だから、「脳化社会」「自然を見る」という話は前提なのだが、思っていたとおり時事的な話題は、期待を裏切ることなく、さすがに勇気づけられるものだった。
 とくに、今の日本の少子化の理由、都市での子育て、日本経済の見方、日本の普通の人の平均値とのギャップとマスコミの報道の隔たりなど、目から鱗の話題を面白く話してくれ、ホールの人たちも納得の70分だったと思う。

 最後の、鼎談では、こういった養老さんの(簡単に言えば鴨長明のような文明批評的)人生論が、素直にに受け入れられなくなっていると、養老さん自身が危惧している(不真面目ととらえられること)。これは、同じように多くの文化人(まともな)の共通認識であり、どう考えても時代を象徴しているとしか言いようがないという感想をもった一日であった。

| | Comments (0) | TrackBack (0)